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景気の良し悪しと文化 [閑話]

民主党は党首選挙に熱心で、中々落ち込んだ株価や円高に手が回らないようですが・・・。

過去を見る限り私たちに関わりのある文化は、好況のときに促進するようです。まあ、頭で考えても分かりますよね。無駄なお金がないと遊びにいけないのと同じです。

江戸時代、一番文化芸術が促進したのは、元禄時代です。尾形光琳、俵屋宗達、松尾芭蕉、近松門左衛門、市川団十郎など江戸を代表する文化人の多くはこの時代に活躍しました。経済的にバブルがあった時代です。
近々では、平成のバブル期には、企業も何もしなくても物が売れる状態なので、利益をいい広告や企業メセナと呼ばれる文化芸術に拠出しました。私たちも「売れる」ということよりも企業イメージを高める、競合他社よりクオリティーの高いものを求められました。
良いものを作って評価されれば、さらに良いものを作ろうとみんなが競争します。そこが文化が促進する原動力なのでしょう。また、競い合って作ったクオリティーの高いものは必ず後世に残ります。

もちろんその時代がいいことばかりではなく反面、弊害がたくさんあったはずです。逆に浮かれた世の中で大きく失敗したりする人もたくさんいたと思います。ただ、芸術・文化という分野はある程度の経済的余裕が必要なようです。

私たちの周りも事務所を引き払ったり、職を変えたりする人もたくさんいるようです。世界的な経済の閉塞感もあるとは思いますが、もう少し余裕のある状況になることを願っています。

今日は画像が無くてごめんなさい。

タグ:文化 景気
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