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POP ART展 [アート]

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こちらから横須賀美術館のホームページへ

連休のうちの一日で横須賀美術館の「POP ART展」に行ってきました。
世の中の美術館がわりと今、印象派あたりを中心としている中で、前回のブルーノ・ムナーリ展といい、今回のものといい、この美術館は独自の道を歩いております。
ちょっと交通の便が悪いのが難点ですが、その分オーシャンビューの立地を活かした「観光」的要素も併せ持った美しい施設です。

さて今回はポップアートですが、まあどこまでがその範疇なのかは難しいところで、今回も典型的なものからモダンや前衛的なものまで展示してあるような気がします。その中でもウォーホルやリキテンシュタイン、キース・ヘイリングなどは、同時代を生きて来た有名ポップアーティストとして、見やすく、シンパシーを感じました。
アンディーは今までの自然や人物、抽象などのモチーフ、1点ものを制作する作法から、大量生産のアイテムをモチーフにしスクリーン印刷と言う複製の出来る(大量生産に似た)方法論でアートを作った、その既存からの脱却の概念が素晴らしい。まさに驚きと評価を得た理由だと思います。
また、フィギュアやキャラクターをアートに昇華させた日本の有名なアーティスト村上氏の考え方は、アメリカンコミックをアートに仕立てたロイ・リキテンシュタインのそれに通ずるものでしょう。まさにポップアートです。

誰でもコンピューターひとつでデザイナーになれるように、誰でもアーティストになれる時代です。しかしそこには、「概念そのもの・考え方そのもののアート、ブレークスルー」が重要な気がします。さらに継続、進化していくことも非常に大変で重要なことに思います。

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