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素朴でプリミティブな技法が生む「味」“ヨゼフ・チャペック” [スタイル]

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ヨゼフ・チャペック 1887年3月23-1945年4月
非常に有名なチェコの戦前・戦中の画家(作家・グラフィックデザイナー)です。国民的作家である弟カレルの著作を始めとする本の装丁で世界的にファン、研究家を持っています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヨゼフ・チャペック
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戦時中は印刷の原板をリノリウムを彫ることで行っていたらしく、非常に素朴で「味のある」線と面で構成されています。今のコンピューターによるグラフィック作品とは真反対にある、人間の手によるあたたかさとかわいさが今でも多くの人を惹き付けている理由でしょう。女性に見せたらほとんどの方が「カワイイ!」って言いそうですね。(彼はそんなところを狙って作った訳ではないと思いますが)

ロシアンアバンギャルド作品に比べても文字などに共通点はあるものの、政治的な抑圧を感じさせない、自由さや楽しさ、シャレがありとても共感できます。
良く見るとタイプフェースとかも凝っているし、デザイン的にもとても計算された構成になっていて、でもそれがまったくえらそうじゃ無いところが魅力です。
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人を惹き付ける魅力的要素ってたくさんありますね。昨日の「暗さ」もそうです。今回は「素朴」や「人間的な暖かさ」でしょうか。例えばフォントではない、書き文字を使うとかもそのひとつだと思います。今は、自然なイメージやエコ的なものに多く見られる手法ですが、今後もっと需要が出てきそうな要素だと思います。

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出典:ピエ・ブックス刊 「チャペックの本棚」ヨゼフ・チャペックの装丁デザイン
東京外語大名誉教授 千野栄一さんのコレクションをまとめられたものだと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/千野栄一

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