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食の撮影2(撮影篇) [写真]

C_camera.jpg

間が空いてしまいました。

自然光で撮影の場合、ご存知のように自然光を商品に直接あてると陰影がはっきりしすぎますよね。ディフューザーを使ったり、いろいろな方法論がありますが、商品の色をある程度きちっと出すためにストロボを併用しています。
また、商品自体には自然光を直接いれずに回って来た光にストロボ光を補うような照明で撮影をしました。自然光自体は、周りに置いた瓶や小物、鉢植えなどにあてて、光の演出を行います。

今はデジタル撮影が主流ですので、カメラマンはデジタルカメラ、マックのノートと、私やクライアントがチェックしやすいように大型モニターをつないでいます。

C_com.jpg

彼は、スタジオのストロボを借りると、それぞれの機械に合わせて測定して計算しなければならないことを嫌い、すべて自前で持ってきます。完全にカメラマンのこだわりですが、私たちにはレンタル料がかからず、お財布に少し優しくてうれしいです。

いくつか商品を撮影する中で自然光ではないパターンもあります。その場合には自然光の入るスタジをの窓をすべて黒で覆って、ストロボの光のみのコントロールが出来るようにします。

C_kaku.jpg

ちょっとした部分の遮光には、ハンズなんかで売ってる黒い発砲スチロールのレンガを使ったりします。(下)「ちょっとそこ明るすぎない?」なんて時にびっくりするほど効果を発揮してくれます。
右にちらっと見えるのは「溶けない氷」ぜんぜん秘密ではない秘密兵器です(笑)

C_block.jpg

そうして撮影した画像を今度はレタッチをしていく作業が待っています。
例えばピザの場合などはきれいな円形になってなかったり、ハーフやクォーターがはっきり分かれていなかったり、具材の色が悪かったり、焼けすぎたりなどの補正を細かく行います。
そんなことするんだったら、どんな画像でも元になるものがあれば良いじゃんと思いがちですが、元がよければ仕上がりも全然違います。また、嘘をつかない、より自然な形で見せるためにもメイクさんには悪いですが、何個か同じものを作ってもらい、撮影して一番よいものに手を入れるようにしていきます。

main_mini.jpg


私たちの立場で撮影に対して大事なことは、最終仕上がりのイメージをきっちり持つことだと思います。大きなコミュケーションイメージだけでなく、写真の上に乗っかる文字のことまでも考える必要があります。そのイメージのおかげで、スタイリストに小道具などの指示も出来、カメラマンに明確な説明も出来ます。
但し、あくまで現場なので、現場でのブレや、スタッフのよりよい提案などにも対応できる幅を持っていることが大事かと思います。

※撮影の話はカメラマンに了解を取っています。カメラマンのブログは一度以前に紹介しましたが
http://fotorecipe.exblog.jp/
※最後の画像は、昨年同時期のメニューです。この頃はまだポジフィルムを使っていました。

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コメント 4

雪景色

>最終仕上がりのイメージをきっちり持つことだと思います。

蓋し名言也。
我何に対すれどもそうありなんと欲す。

玄子

by 雪景色 (2011-02-11 10:10) 

birdland

雪景色様コメントありがとうございます。本当に雪景色になっちゃいましたね。いいADと言われるためには、持つイメージそのものの質も問われますよね。お互いがんばりましょう。
by birdland (2011-02-11 13:32) 

t-youha

おはようございます。

>元がよければ仕上がりも全然違います。

その元の部分をないがしろにしないのは、作る側に仕上がりイメージがあってこその当然な行為なんでしょうね。レタッチソフトも使う側のイメージがあってこその道具ですもんね。
by t-youha (2011-02-18 07:14) 

birdland

t-youhaさん、コメントありがとうございました。料理と同じですよね。いくら腕がよくてもやっぱり素材の良さが、大事です。
by birdland (2011-02-21 00:39) 

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