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今動画はデジタル1眼の時代 [動画]

u-stream.jpg


昨日のクリエーターズカフェのテーマは、ムービークリエーターの「まるやまもえる」さんが最近の気になる映像をピックアップ。その模様はU-STREAMでも配信されました。
グラフィックの人には少しなじみが無いかもしれないけれど、素晴らしい作品がいろいろ見れて、刺激をもらいました。

まずは世界中の街を、歩くように見れる映像を作り続けている永川さんの「WORLD-CRUISE 2010」という作品。まるで自分がそこにいる気分になるのは、今までの世界紹介映像とはちょっと違う、ゆっくりしたカメラワークでシーン切替も少なく、変な演出も入ってないのがいいんですね。ちょっと視点が違うだけでこんなに雰囲気を作れる。大変話題になって、ブルーレイディスクの販売につながりました。今後どこが追加になるのかも楽しみです。


専用サイト
http://world-cruise2010.com/


そして、mockmoon氏の日本の山を中心にひとコマひとこま撮影したjpeg画像をつなぎ合わせて作ったハイスピードモーション映像。だけどとてもゆったりとした気分になるのは非常に不思議です。地球という大いなる自然を感じさせ、特に星空の天の川にはびっくりしました。海外のファンも多いそうですがよくわかります。グラフィックの美しさを動画によってさらに増幅してる感じが素晴らしい。
ちなみにバックに流れる音楽も自作だそうです。

mockmoon.jpg

http://vimeo.com/1823777
※他の映像もmockmoonで検索してみてください。


そして、今回のMC「blue sniff」のまるやま氏の作品。非常にアーティスティックです。
bkuesniff.jpg

http://vimeo.com/5743302
http://vimeo.com/4911182
※他の映像もblue sniffで検索してください。


昔は、映画、CMなど動画を取ると言えば、PANAVISIONのムービーフィルムカメラを始め、大変大掛かりな機材、撮影隊でした。
3〜4年前、昔からお願いしていたムービーもスティルも撮影する某有名カメラマンとスティル撮影のロケの打ち合わせの時に、「今デジタルの35ミリで簡単な動画も撮れるよ。ウェブくらいの使用なら大丈夫だから一緒に撮ってみない?」と言われたことがありました。

今日ご紹介した映像はすべて35ミリの1眼レフ、キャノンEOSの5D(MarkⅡ)、7Dなんかで撮った物だそうです。まるやまさんによれば今ではこれらの1眼レフカメラで映画サイズ、ハイビジョンも可能だとか・・。皆さんはこんな常識知ってましたか? 
もうベーカムは要らないんでしょうか? スティルカメラのおまけ機能(すみません)で、映画まで撮れちゃうなんて、本当にびっくりです。
canon.jpg

※写真は実際の物とは違うかもしれません。

そして、そのまるやま氏が手がけた「空気公団」というミュージシャンのミュージックビデオ。手持ちの1眼と小さなPCMレコーダー(録音装置)で製作したもので、大掛かりな撮影ではちょっと難しい、自然でほっとする雰囲気がとても良く出てると思います。今後CM界もこんな風にコンパクトな撮影機材になっていくのかな。




ちなみに最初のU-STREAMはここ。ちなみにちっちゃいアイコンは私がデザインしました。
coco de sica TV U-STREAM
http://www.ustream.tv/recorded/16712219

一緒に参加したISPという会社が開発した「クロマキー」(背景合成)のソフトも紹介。プロ用ですがハイアマチュアも使えるんじゃないかな。あのクロマキー合成が3万円台で可能なんて・・・。世の中開発速過ぎです(笑)
www.isp.co.jp/products/robuskey/

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