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「カメラマン」山田修二さんの話を聞く [写真]

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前出の中西さんよりお誘いを受けて、中西さんを中心として桑沢デザイン研究所で運営されている第4回 STRAMD&JDB 特別公開講座に行ってきました。
場所は、最近行くことの多い六本木ミッドタウンのDESIGN HUBというスペースでした。

山田さんに関しては有名人なのでサイトにプロフィールが有ります。
http://www.awaji-ibushi-tiles.jp/yamada/

山田さんはノンベなので、お話の1/3は飲みの話でしたが、プロジェクターで映された1960年代から現代までの日本各地の写真は、すべてモノクロームで独自の視点で撮られた、何だろう・・ちょっと人にはまねの出来ない感じの写真です。何気ないシーンや風景、時間や、人の表情にはっとさせられます。
非常にコントラストが強く、特に暗部が多い写真で、山田さんもお話の中で、「僕はとても黒く焼く傾向が有る」とおっしゃってました。ある時期は建築写真の第一人者でもあった山田さんならではの光と影による自然や、家の屋根や、群衆は印象的で、アーティスティックです。
でもなんか言葉にすると陳腐な感じがしてしまいます。感性の人だからでしょうか。私の未熟ゆえかもしれません。でも知識も非常にあって、きちんと計算されてる部分もちゃんと見えました。

平凡社から出た写真集を買いました。
http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/viewer.cgi?page=browse&code=277078

山田さんの瓦が(ただの瓦じゃないですが)、ネット通販で買えるようです。
http://item.rakuten.co.jp/kawaramasa/c/0000000135/

以前はデザインもされたし、商業用の写真も撮られたし、今だって瓦を作って売られてるんですが、なんかそういう商業的なものから離れた別のところにいる印象の人でした。

表紙の画像は平凡社ホームページより転載

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