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ラルフ・ローレンのイメージ [イメージ]

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ラルフ・ローレンのヴォーグに掲載した広告です。
完璧なる英国のアッパーを意識したビジュアルイメージです。アメリカ人が憧れる世界がここにあります。
そして使用するモデルのイメージも常に「完璧」です。色々な人種を使ってるとはいえ、メインはいつも金髪のストレートロングでとてもノーブルな美女です。
さらに最近はファッション的にトラディショナルがカムバックしているので、よけいに旬で魅力的に見えます。

しかしあまりに完璧な白人貴族趣味イメージを構築してるが故に、ふと「?」が湧きますよね。
そうなんです。ラルフは彼自身を見ると分りますが、もともとベラルーシ系ユダヤ人で、決してイギリス人またはイギリス系アメリカ人ではありません。(もちろんアメリカで生まれたアメリカ人ではあります)

人というのはオリジンに対して否定的な感覚があり、オリジン以外のものに憧れる場合には、オリジナルの人よりも完璧にトレースしようとし、さらに「形」から入ろうとします。ラルフ・ローレンの場合もその典型ですね。
例えばロンドンの最もロンドンらしいデパート“ハロッズ”は、あのダイアナ騒動で有名になったエジプト人のアルファイドさんがオーナーです。
彼の息子も自分では決して達成できないものをダイアナさんに託したのかもしれません。

さて、完璧主義のラルフ・ローレンはどうしてもモデルの体型に我慢できずに“やっちゃった”事件が耳に新しいですよね。ちょうど1年くらい前だと思います。
スェーデン貴族の血を引くフランス人モデル「フィリッパ・ハミルトン」さんの写真のウエストを、顔をよりも細くしちゃって、彼は日本のマーケットのせいにしたりしながら、結局謝罪をしました。

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業界でも女性の肌や体型の微妙な修正、クルマなら微妙な扁平をかけてかっこうよくしたりしますが、修正する側はある程度リミットを設けてるはずです。
ちなみにフィリッパさん、この後クビになったそうですが、他人には分らないラルフ・ローレンの女性に対する完璧主義のなせるワザ、いや罪でしょうか・・・。

フィリッパさんの実際が見れる動画です。いいモデルです。


http://boingboing.net/2009/10/06/the-criticism-that-r.html
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フォトショップで痩せる


お知らせ:ごめんなさい。今週は、仕事が重なってしまいちょっとブログが書けそうにありません。今日も休日出勤です。来週あたりまた復活いたします。ご了承ください。


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