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アートディレクターが一緒にやりたいカメラマン像 [ディレクション]

たぶん、プロの方は知りたい内容ではないでしょうか?
ただこればかりは人それぞれです。もちろんAD/デザイナーの仕事内容にもよります。
非常に私見になりますが、ご了承ください。

まずは写真に対して意識が低いディレクター、デザイナーがたくさんいます。そんな彼らたちの選択理由は、「他でいい仕事をしている(ブランド)」か「ギャラが安い」「何でもいやがらずに言うことを聞いてくれる」あたりに集約してると思います。会社の先輩に推薦されたので・・なんてのもあるでしょう。
どんな仕事も多い少ないはあってもお金にはなるし、なんと言っても仕事をしないよりはいいわけですから、よほどのことがない限りは受けると思います。
ただ、自分がいい写真を撮っても反応が鈍いし、カメラマンとしては中々満足感が得られないかもしれません。

私の場合は、まず専門的な写真の場合は、基本的にそのジャンルの人から選ぶようにします。ファッション、料理、クルマ、貴金属等。専門にやってる人には一日の長があるし、私の知識の至らない部分もカバーしてくれるメリットもあります。ページ物など大量にある場合にはどうしても何人もカメラマンを抱えている会社にお願いすることになります。

撮影が絡む仕事の場合、いい写真はイコール自分の作品を高めてくれる原動力です。その仕事に合ってるということはもちろん大前提ですが、その中でも色々な作品を見て、自分なりに「他の人たちと違って光ってるな」と思う部分や「自分の感性に合っていて、良い仕上がりが予想できる」といった部分で最終的には選んでると思います。

カメラマンの作品集の中でやはり注目する部分は、フリーテーマのものではなく、実際に仕事でやった作品です。仕事の中では様々な制約があり、その中でいい作品を残せる人は実力があると考えます。

そうやって選んだ方と仕事をして、とても良いなと思えば、必ず次も頼むことになります。仕事をしてる上で良いなと思うポイントは、やはりアウトプットの質と仕事に対するストイックな姿勢でしょうか。自分の仕事にこだわる人好きです。ずっと長いこと仕事をしていてもそういう人には、いつも新しい発見があって、新鮮な驚きをプレゼントしてくれます。

さらに、新人でぴかっと光る仕事をする人とやる場合には、今まで他でもらっていたギャランティーよりもずっといいギャラを払うことも大事だと思います。それだけの仕事を頼むということですが、彼の自信にもなり、自分と仕事をすることで彼のクラスも上がっていくことが、双方にとっていいことだと思うからです。

※絵無しでしかも長〜い文章、ごめんなさい


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