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食の撮影1(メイク篇)

前にも一度書きましたが、金曜日に撮影があったので、その模様を。
食の撮影などの経験があまり無い方には参考になるかもです。

C_creciend.jpg

スタジオは初台にあるキッチンスタジオです。いくつかキッチンスタジオを使ってみましたが、スチルではここが僕的にはベストかな。たまに動録などもやってるので、ムービーを撮るチームもいるようです。
新しい商品なので詳しく見せられ無いものがあったりしますがご了承ください。
まず、フードスタイリストが食材を準備します。

C_cut.jpg

ここが大事ですが、特の食品の商品そのものを撮影する場合(例えばうどん、そばなどが商品で、その盛りつけ例を撮る場合とは違います)、食材の種類、大きさ、使用数などは「嘘」がつけません。
但し、プロが良いものを選んで、美しくカットします。やっぱり撮影のためには与えられた条件の中で、ある程度「美しく」仕上げることが必要ですよね。
写真と実物の「実質的な」違いが出ないようにしつつ、実際のかなり理想的状況を作り出して、最高のものを撮るって感じです。

C_bloccory.jpg


金曜日はピザでした。宅配ピザではおなじみのクアトロスタイルのピザを作るために、このようなツールをオリジナルで作ったりしています。熱で溶けて具材が移動するので、ある程度間を空けて作るとはっきりと別れた感じに上がります。

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天板などは、天板などを中心として扱うスタイリスト御用達の撮影レンタル屋さんから借りたり、無いものは自分たちで作ったりします。

C_tenban.jpg

その他のものも、スタイリストにイメージをきちんと伝えて、その世界を表現できる小物のなどを用意してもらい、現場でセッティングします。
今回のメインは夏に向けての商品ですので、自然光の入るスタジオの部屋を選び、天気がよければ自然光を取り入れた撮影を選択します。金曜日は大変天気に恵まれました。

C_set.jpg

(次回、撮影篇に続きます)

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