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大きいキャンバス(田中佳子展) [心得]

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その昔、非常にお世話になった友人であり先輩(非常に才能ある方で、その後クリエーターオブザイヤーを取られた方です。)が、「大きい媒体の場合、その大きな画面をちゃんと緊張させられるか・・」と言っていたことがあって、若かりし頃の心に響き今でも良く覚えています。
確かに小さい媒体と、大きい媒体では自ずと表現も違うし、表現の仕方も違ってきます。大きい画面を緊張感を持って表現できるということは、それだけ絵を構成する能力が高いということだと思います。

さて、彼の奥様がファインアートをやられていて、今回個展があるというので行ってきました。奥様も一緒に仕事をさせていただいたことがあり昔から良く知っています。絵の才能は旦那に負けず劣らずなんですが、いわゆる100号というキャンバスの作品を見て、前述の先輩の言葉を思い出しました。
小さい赤ちゃんを大きなキャンバス一杯に描いた絵には、大きな愛情と無辺の未来を感じることが出来ます。

26日まで銀座7丁目の画廊にて開催しておりますので、良かったら気軽に見に行っていただけたらうれしいです。
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