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特色の指定(PANTONE?DIC?) [カラー]

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今日もベタ系で。〈今更上司に聞けないシリーズ〉

一度この件は去年触れてますが、若いデザイナーより質問があったので、ちょっと側面を変えて。例によって知ってる人は飛ばしてください。

例えば、ロゴマークを作って、CIマニュアルを作るとすると、ロゴマークの指定色を特色と、プロセス4色、スミ単色の場合のパーセンテージで指定すると思います。
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そんなとき、特色の色指定にはパントーンでするのがいいのか、DICでするのがいいのか・・・?
こたえは、国際的に使う場合、また、印刷物だけではなくその色を自社製品などにも展開する場合(例えばコーポレートカラーの食器、携帯などを作るなど)、つまり紙以外にも使用する可能性がある場合には「PANTONE」がいいと思います。

「PANTONE」は、アメリカのパントン社の開発による色見本で、ある意味世界標準として認知されています。また、紙だけでなくプラスティックや布などの見本もあり、幅広いマテリアルの分野でカラーコントロールできるのが特徴です。紙の場合には、コート紙、マット紙、非コート紙などのバリエーションがあるのも優れものです。
ソフトバンクの携帯に使われて、一般的にも有名になりましたね。

では全部「PANTONE」でいいじゃんとなりますが、ドメスティックな(日本国内の)使用の場合にはDICやTOYO INKの特色のほうが、国内のどんな印刷屋でも対応が出来、かなりカラーチップどんぴしゃりの色再現が可能で、また日本人が好む微妙な色合いなどが揃っているなどの長所があります。
「PANTONE」の場合には、開発が日本では無い分、厳密に言うと「ほぼそれに近い色」というイメージです。

もちろん、言わずもがなですが、このようなマニュアル上の色指定(指示)ではなく、実際に印刷で4色に特色をプラスするや、特色2色で刷るなどの場合には、PANTONEではなくその印刷所が使用しているインキメーカーの(DICまたはTOYO)特色を使用してください。

おしゃれなイメージのある「PANTONE」ですが、やはり上記のような使用範囲も含めて、用途に合わせて使い分けたらいいと思います。

※画像は弊社制作のCI Manualからの抜粋。特色の色指定が両方あるのは、使用状況によって制作者が選択できるように。

PANTONE JAPAN
http://www.pantone.jp/pages/pantone/index.aspx

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